質感の設定



ここではプラスチックや金属の質感を出す方法を説明します。

1. パーツの作成

6種類の質感を設定しますので、まず6個のパーツを作成しておきます。以下の手順で作成します。

@ 台紙の新規作成。6個のパーツを横一列に並べるために画像サイズは640x120とします。

A パーツの作成。メイン画面から[パーツ] - [新規作成(テキスト)] を選択し、テキストを入力します。テキストは"●(まる)"を入力します。

SITUKANSETTEI_PART_NEW_TEXT.GIF

B パーツの立体化。モデリング リモコンの[膨張] 機能を使用してパーツを膨張させます。

C パーツの複製。パーツを5個複製し、横一列に並べます。パーツを複製するには、メイン画面の[編集] - [パーツをコピー]でパーツをコピーしておき、[編集] - [パーツを貼り付け]を5回繰り返し台紙上にパーツを5個貼り付けます。

2. 質感設定

質感リモコンを使用して、左のパーツから順に以下のように質感を設定します。質感を設定するパーツはマウス左ボタンでクリックして選択します。

@プラスチック

環境光反射率を小さく拡散反射率を大きくして立体感を出し、ハイライトの広がりを小さくします。

SITUKAN_PLASTIC.GIF

A金

環境光反射率を中くらいにし、拡散反射率を最小にします。ハイライトの色を黄色にするために、ハイライト強度を小さくし、ハイライトの広がりを大きめにします。色は黄色にします。

SITUKAN_GOLD.GIF

B銀

色以外は"金"と同じです。色は白色にします。

SITUKAN_SILVER.GIF

C銅

色以外は"金"と同じです。色は橙色にします。

SITUKAN_COPPER.GIF

Dガラス

透明度と屈折率を大きめにします。環境光反射率、拡散反射率ともに小さめにし、ハイライトの広がりを最小にします。

SITUKAN_GLASS.GIF

Eつやのない質感

つやのない質感を表現するには、ハイライト強度を最小にします。

SITUKAN_NO_HILIGHT.GIF

3. 結果

質感の設定結果です。ガラスは透過した様子がわかるように銅のパーツの上に重ねています。また、シーンリモコンで柔らかめの影を付けています。

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